死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ~幕張・物販~

※グッズネタバレあるので注意!公演には入っていません。入りたい。もはや、幕張メッセ五体投地するしかない。

 

◆前回までのあらすじ◆

リサイタルチケットに尽く外れたあるみかんは、一人関ジャニ∞エア・リサイタル~真夏のヤツらは罪過ぎる~を開催する気満々だったのだが、棚ぼた的にリサイタルチケットを手に入れてしまった。本来なら、参戦予定ではない幕張公演は、いいなーと呟きながらゴロ寝する予定だったが、ご当地ストラップを手に入れるべく、急遽、幕張の地へと旅立つことになったのである。

 

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去年のリサイタルのご当地物はツアーバックであり、私が唯一参戦した長野公演は林檎をあしらった丸山担喜びのオレンジバッグだった。

だから、ご当地ストラップまで丸山さんのものを手に入れるのはさすがに難しいかな、と思っていたのだ。

沖縄とか新潟とかだと、グッズを買うためだけには行けないし。やむなし。家でダラダラすべし、と思っていたところ。

「幕張のご当地ストラップ、落花生の丸ちゃんやで」

なるLINEが入る。しかも別々の友人から2通。 

 

かくして、オレンジの民はリサイタルに入れるわけでもないのに、オレンジの肩掛けバックに昨年のリサイタルバッグ(グッズ入れる用)、更にはマフラータオル、暑さ対策の水筒にうちわに日焼け止めまで準備し、幕張へと旅立った。

何故ここまで念入りに準備をするかというと、こちらをご覧頂きたい。 

リサイタル長野〜グッズ買うまで〜 - 死ぬまでに、やめるから。

昨年のリサイタルで炎天下2時間待ちした過酷な記憶は未だに消えない。幕張という地ではあるが、油断は禁物である。私は暑さが何よりも苦手であり、夏は出来る限り室内に居たい派なのである。しかし、丸ちゃんストラップのためならやむなし。

また、幕張メッセという地は鬼門でもある。

海浜幕張という駅は、京葉線という路線を使うことになるのだが、これが千葉鉄道四天王の中でも最弱なのである。本当は、昼公演の最中に行こうと思っていたのだが、「昼頃から雷雨になるよ」と親から聞いてかなり慌てた。風が吹いては止まり、雨が降っては止まる路線。一本逃せば次の電車まで二十分待ちーー危機。

 慌てて準備をして家を出たが、空は曇りがちになっていく。もう少し早く出れば良かったか。

そうこうしている内に、バラバラと雨が降ってきた。南船橋での乗り換えは、エイターと夏休みの波にのまれ、思うように進まない。頼むから、海浜幕張までは乗せてくれーー祈るような思いと共に、無事、海浜幕張駅に辿り着く。

駅ではチケットお譲りのお願いをするお姉さん達が手に画用紙を持っていて、こういう時、もしお譲り可能チケットがあったら誰に譲るだろうかと考えながら歩く。やはり、画用紙に綺麗にレタリングされていたり、イラストが描かれていたら、目が惹かれる感じがする。ともあれ、チケットは持っていないため、そのまま立ち去った。

いよいよ雨も降ってきて、グッズ売り場はこちらという表示が出てきた。さあ、いつでも待つ準備は出来てるぜ!さあ!

11:30、意気揚々とホールに足を踏み入れる。

そして。

 

……ガラーン。

 

と、待機列なし、沢山の売り子のお姉さんが手を上げる光景が広がっていた。

待機時間0分。神。余裕過ぎる。

何事もなく、空いている列でお目当てのグッズを買い、何事もなく、幕張メッセを後にした。

ついでにポケモンGOゼニガメミニリュウをゲットして、今に至る。

私が関ジャニ∞のコンサートのグッズで相当待ったのは、今のところ、あの長野の日だけである。

それでも私は、グッズ列に恐怖を禁じ得ない。並ぶなら、準備しておくに越したことは無いのだ。

そんなわけで、リサイタル参戦組の皆様、雨で床が滑りやすくなっていた場所もあったので、怪我には気を付けて、全力で楽しんで来てください!私は心の中でエイトコールしておきます。エイト!エイト!

丸山隆平主演「マクベス」を鑑賞した件

今回ばかりは、まとまった記事を書ける自信が無い。

ありのままこ起こったことを申し上げると、マルベス様の色香にあてられて、舞台の記憶があいまいになっており…え?記憶が曖昧はいつものこと?まあ、言うてくれるな。

でも、せっかく丸山さんが演じたマクベスをこの目で見る機会を得たので、何とか文章を起こそうと試みる。

千秋楽直前だけれど、一応言っておきます。

 

ネタバレアリです。

 

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( ゚∀゚)o彡° マルベス!マルベス!

 

では初めます。

 

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 グローブ座というのは、私が想像していたより遥かに小さな劇場で、一階の一番後ろの席でさえ、肉眼で出演者の顔が見えるくらい小さかった。多分、私がエイターとして生きていく中で、今回が一番、丸山さんとの物理的距離が近いんじゃないかな、とすら思った。これから、どんなコンサートに行こうとも、これほど近くで彼を見られることは、相当運が良くなければ無いことだと思う。

不思議なのは、これほど距離が近くなっても、丸山さんの2.8次元感は変わらなかったことだ。これがアイドルというものか、と思わされてしまうくらいには、現実感が無かったのだ。

しかし、そんな丸山さんに対し「同じ人間なんだ」とハッとさせられたのは、皮肉にも、丸山さん演じるマクベスマクベス夫人とキャッキャウフフするシーンである。原作には載っていないこのシーン、知らずに見たマルターの屍が積み上がっているのは想像に難くない。私にとってもかなり衝撃的で、何だか妙に生々しく感じられたのだ。

それは、丸山さんが恋人にはこういう感じでキスをして愛撫するんだ、ということを知ってしまったからだろう。キスの仕方、触り方、女性への甘え方。丸ちゃんも男なんだ、とごくごく当たり前のことを思い知らされたような気がした。

アイドルの熱愛発覚をファンが嫌うのは、こういうところなのかもしれない、とぼんやり頭の隅で考えた。現実に存在する相手に対して非常に勝手な話だが、やはり、ファンとしてはどうしても現実感を感じたくないのだ。
 

そんなことを感じながらも、鑑賞し終わった後で、一番胸に残ったのは「マクベス夫人になりてぇ!」だった。

や、やめて!石を投げないで!願うだけでも不相応だっていうのは分かっているから、とりあえずどういうことか聞いて欲しい。

マクベスと言うのは、戦は出来るし野心はあるんだけど、気が小さくて、いま一つ意気地の無い男が、鬼嫁に誑かされて王様を殺しちゃって、そこから妄想に取り憑かれ、不眠症になり、狂気錯乱して破滅に向かっていくストーリーだと思って頂ければ良い。

その中で、マクベスもといマルベスは、「王様なんて殺さなくてもさぁ…」と言って妻を後ろから抱きしめてはするりとかわされ、「だって、バンクォーの亡霊がいたんだよぉ」と泣きわめいては妻に抱きしめられて、膝枕されるのである。

原作を途中まで読み、その時にはあまり感じなかったがーーマクベスは相当、恐妻家のダメンズである。

これは、演出でそう見せているからかもしれないし、丸山さんが演じたからなのかもしれないが、その情けないダメンズさが人間味を感じさせ、非常に母性本能をくすぐるのだ。ああ、甘やかしたい。

これに対し夫人は、マクベスの両頬に手を添え「何を言っているの!男でしょう!しっかりなさい!」みたいな台詞と共にマクベスを叱咤するのである。そして、「後の事は全て私が引き受けます!」とすら言い放ち、王様殺しの片棒を担ぐのだ。カッコイイ。私も言ってみたい。

そうこうしている内に、マクベスは狂気錯乱していくんだけど、臣下に対して吐く台詞には、普段見られないSっ気のある丸山さんが見えて背筋がゾクゾクしてしまったし、夫人が亡くなった時の冷淡な振る舞い、そこから繋がる独白には思わず息を呑んだ。舞台のスポットライトに一人照らされたマルベスは、まさに研ぎ澄まされた刃の切っ先のような横顔で、美しかった。殺した者の影に怯え、孤独に追いやられていく闇の部分こそが、今回の丸山さんの舞台で見たかった部分なので非常に満足している*1

でも最後に、夫人の亡霊と見つめ合いながら、マクダフとの戦いを決意する場面で、憑き物が落ちたかのようなマルベスを見た時には、ホッとしたし、胸と目頭に熱いものが込み上げてきた。マルベスは、最期まで夫人と共にあったのだな、なんて。

 

また、丸山さん主演の舞台らしさも随所に散りばめられ、クスリと笑うことも多かった。亡霊となった バンクォーは、マルベスを脅かすのをこれ以上なく楽しんで見えたし、バンクォーの亡霊とその子孫達が踊り出して、マルベスを胴上げしたのも笑えたし、ガチョウが~みたいな冷酷な台詞の後のガチョウのモノマネが上手すぎて、もはや丸ちゃんだったし。

全然関係ないけど、マクダフの喋る感じが誰かに似ていると思っていたのだが、家に帰ってから思い出したーーあばれる君だ!思い出してから、ちょっと面白くなってしまった。

そして、舞台終了後の挨拶においては、一瞬でいつもの明るい丸ちゃんに戻っていて、やっぱり丸ちゃんはいいなぁ、としみじみ思ったのである。

 

一つの過ちが、人をここまで追い込み、崩壊させていく。それを四百年も前にこのような形で表現したシェイクスピアの凄さも感じたし、その凄さに気づかせてくれた今回の舞台は、見に行くことが出来て本当に幸運だった。

シェイクスピアの悲劇という一見すると堅苦しい作品が、丸山さんや共演者の方、演出家の方達の手によって血が通い、こんなにも身近な作品になるというのは、純粋に凄いことだと思う。お芝居を見ること事態が初めてだったんだけど、役者の方々の熱量を肌で感じることが出来たのは、本当に良い経験になった。

 

最後に。

今回、私がマクベスに行けたのは、はてなブログで出会った女神、せとかさんの尽力による。せとかさんのチケット運と社交性によって私はマクベスを見に行けたので、細々とブログを書いていて良かったなぁ、と心から思った。女神との会合を事細かに書きたいところだが、「なんだい、楽しそうにキャッキャしやがって!」と、せとかさんファンから嫉妬されそうなので、詳細は秘密にしておく。エイトやプライベートについても、赤裸々に色々語ったのだ、ムフフ。べ、別に平日の夜、お目当ての飲み屋に行ったら満席だったり、新宿の鳥貴族がオープン三十分も経たず満席で、自分の段取りの悪さを嘆いてなんかしていないんだからなっ!

しかし、エイターさんとのオフ会は初めてだったので、非常に緊張した。ブログでもこんな感じだが、現実だともっとつまらない感じのダメ人間なので、何だか申し訳なくなるばかりである。

ともあれ、前夜祭から打ち上げまで、段取りの悪い私にお付き合いして下さった女神、せとかさん、そして素晴らしい手作りのプレゼントをくれた妹さん、丸山担垂涎のプレゼントにお手紙まで下さったヤス担さん、本当にありがとうございます!

頂いたプレゼントは、棚ぼた的に参戦が決まったリサイタルに、身に付けさせて頂きます。

もう、何から何まで良くして頂いて何も出来ていないのが心苦しいのですが、いつかお返し出来たら、と思っておりますので…!

取り急ぎ、ブログ上にて失礼します。

 

以上、撤収!

*1:たまに、闇落ちした丸山さんの声がフリ〇ザ様みたいに聞こえたのは…気のせいかな。うん。

罪と夏~策略に溺れて3種買いのススメ~

※ネタバレしないわけがない。ので注意。

罪と夏(初回限定盤A)(DVD付)

罪と夏(初回限定盤A)(DVD付)



一年前、こんな記事を書いたが、今年も3種買いステマの季節がやってきたようだ。


今回、エイト側の超戦略的3種購入推進術がこれでもかというほど散りばめられていて、どう足掻いても3種買わないと物足りない仕組みになっている。そこで、それぞれの特徴と感想を簡単にまとめてみた。詳細な感想は、他のエイターさんのブログを参照されたし。皆さんの熱量がまじで凄い。

  • 初回限定盤A
夏の関ジャニ∞を楽しめる、通称・夏の関ジャニ∞盤。特徴は、明るく楽しい「罪と夏」のMVと山田が歌うカップリング曲「The Light」が収録されていることである。

「罪と夏」のMVは、個人的に非常に好きだ。私は、明るくコミカルなMVの方が好きなので、プールでエイトがキャイキャイしている映像は非常に美味しい。特に美味しいのは「やんちゃユアボディ~」のところで丸山さんがやんちゃボディをワシャワシャされるところと、「くびれ~」のところで、錦戸さんが安田さんのくびれを掴みに行くところである。邪か。
あと、何よりメイキング。三十路男子がキャッキャしている映像を主食としているものにとっては、毎度有難い代物である。丸山担としては、エキストラさんが落としたヒマワリを拾ってあげるジェントル丸山に「私もヒマワリ落としたいー!」と思ったり、丸山さんのすぐ横にエキストラさんが座ってて「その場所譲って下さい!」と土下座したくなったりと大変だったが、一番のポイントは、コミカルな動きのシーンの撮影後、はけるときに丸山さんの表情がパッと真顔になるところ。二年前の私は知らなかったのだ。このギャップこそが丸山沼への誘いなのだということを。

そして「The Light」の衝撃…メンバー二人がまさか山田だったなんて!浪速のKinKikidsと名高いあの山田って書きたいけれど、浪速の近畿ってそもそも矛盾しているし、From京都&兵庫コンビじゃねぇか!ということで断念。楽曲としては、嵐のTHE DIGITALIANに収録されていそうな感じで、関ジャニ∞としては珍しい印象の曲だった。これは生で聞きたいよなぁ~。ユニットで歌ってくれることを期待するばかりである。

  • 初回限定盤B
バッキバキ体操第一のMVとエイトエイターOh!が収録された関ジャニ∞っぽさを存分に楽しめる、通称・リサイタル準備盤。

フジ系列の番組内で生まれたバッキバキ体操第一のMVは、N〇Kの番組を全面的にパクった仕上がりに笑いを禁じえず、バッキバキのボディビルダーが登場するシーンでは、誰もが「丸ちゃんのお父さんが密かに登場しているんではないか?!」なーんて思わず探してしまったことだろう。え?私だけ?すみません。
一人一人、マシンで筋トレしているシーンのすばさんのヘタり具合は、果たして演技なのか半分本気でヘタったのか…とにかく必死の筋トレ感が絶妙だったのは間違いなくすばさんだった。あと、こちらのメイキングは、スタジオの外で振りの練習をする大山田に、少し離れたところで椅子に座ってそれを眺める錦戸さんという構図が見られる点が一番のヒット部分である。下四人っていうのが、個人的に熱い。

また、「エイトエイターOh!」については、昨年のリサイタルの入場時の曲に歌詞がついたことに驚いた。来年からもリサイタルをやるんだろう、という伏線が見える一曲であり、丸山担は、丸山隆平作詞の曲が収録されていれば買うだろう、という足元を見られている感があるが、事実その通りの丸山担がここにいるので、彼らの戦略的勝利である。

  • 通常盤
Do you agree?が収録された通称・アグリーホイホイ盤。Do you agree?は名曲だから仕方がない。楽曲としては他に、罪と夏、バッキバキ体操第一、噂のオトコマエイト!が収録されているので、メイン曲を押さえておくにはよろしいかと。噂のオトコマエイト!は、関ジャニ∞っぽさがふんだんに盛り込まれているし。

以上のように、楽曲だけで考えても、初回盤2種だけだと「Do you agree?」が聞けないし、通常盤と初回A盤だけだと、「エイトエイターOh!」がないし、逆に通常盤と初回B盤だけだと、「The Light」がないという事態に陥る。
どうしても、というなら初回盤2種だけは買っておいた方が良さそうな気がする。
更に絞るなら、初回A盤。
「The Light」は、山田ファンの皆さんに限らず聞いて欲しい。いつもハモリを担当することが多い二人のハーモニーには安定感があるし、癖もなく、ジャニーズっぽさも感じられる楽曲だからだ。でも、バッキバキ体操第一の面白さも味わって、一緒にバッキバキになりたいし…もう面倒臭いから、とりあえず3種買っておいてくれない?という雑なまとめ方で終わります。

罪と夏 フラゲするまでの諸々。

「今日、用事があるので先に帰りますね~!」
私がそういうと同僚はニヤニヤした笑みで私の耳元を指差した。
「ムフフ、お洒落してますもんね~」
耳元には、普段していないノンホールピアス。そのピアスに付いているオレンジ色の小さな石を小さく揺らして、私は笑った。
「いやいや。関係ないですよ~」

そう。まったく関係ないのである。
いや、むしろ非常に関係あるかもしれない。
何故なら私は、今、タワレコで並んでいるからである。

「罪と夏」を引き取るために、ノンホールピアスを買ったわけではない。マルベス様にお会いする準備の一つとして購入したのだ。ある意味これは、デート前の予行練習としてのお洒落と言っても過言ではない。ていうか、デート前の予行練習って何だろうね。

1分でも早く「罪と夏」を引き取りたい私の目に飛び込んで来たのは、「店頭販売分の抽選は終了しました」の文字。私は、それを見て一瞬落胆しかけたーー去年の「前向きスクリーム!」フラゲ日には、こんなこと無かった気がするのに!「罪と夏」は売れているのか!
同時に、カウンターには「予約分」の文字の記載されたくじ引きボックスが見えて、ホッと胸をなでおろした。このために、くじ引き対象店舗が決まると同時に予約したのだから。

私が狙っているのは、チケットファイル。
関ジャニ∞のチケットを保管しておくのにピッタリなあのファイルが欲しくて、今回、店頭での取り置き予約をした。
抽選付きシングルがある時は必ず長蛇の列になるレジに並びながら、このブログを途中まで書いた*1。そして、レジのお姉さんに呼ばれ、いざ対決の時。

ところで、私にはジンクスがある。
欲しければ欲しいと強く願うほど、当たらないという…あまりにも引きが弱い、否、逆に引きが強いという法則だ。「当たらなくてもしゃーない」くらいに思っていると、不思議と当たる。これを逆引き寄せの法則と呼びたい。

しかし、今回、あろうことか私は…「あー!チケットファイル当たれ当たれ当たれ~!」と欲に塗れた感情でくじを引いてしまったのである。三枚買ったんだから、一枚くらい当たるだろう、と思ってしまったのだ。

結果ーー三枚とも∞賞のステッカー。

グラサンを掛けた唇くんが不敵に笑っていた。
唇め!罪なやつよ!
ジャニヲタが煩悩を罰せられた瞬間である。
隣のレジでお会計をしていたお姉さんが、オレンジ色のペットボトルホルダーを持ち帰るのを尻目に、自分の欲深さを反省した次第です。もう一つ懺悔するなら、あわよくばペットボトルホルダーも当たらないかなー当たれ当たれ!と念じてしまったのだ。

ともあれ、今回のシングルは、早く発売しないかな、と久々にワクワクしていた。
「罪と夏」の曲自体が好きだったこと、MVが爽やかだったこと、「Do you agree?」が収録されていること、「バッキバキ体操 第一」を踊り、マクベスまでの最終調整を図ろうとしていたこと、丸山さん作詞の曲があること…買うしかない要素がこれでもかと詰まっている。
ジャニーズの楽曲はiTunesで買えないのが不便だと常に思うけれど、発売日前日にワクワクしながらお店に行く、というアナログ的な楽しみがあるのは、悪くないかもしれないと思った。

チケットファイルは手に入らなかったが、エイトの売上に少しでも貢献出来たからいいか、と思いつつ、早く帰って曲を聞こうと思います。

*1:ちなみに、タワレコで途中まで書いていた記事は保存に失敗し、結局二回書くことになった。ギャフン。

関ジャニ∞の元気が出るLIVE DVD本編を視聴して。

本編を見終えたところで、とりあえず一度、筆を取ろうと思う。
毎度のこと、私はざっくりブロガーなので、特に詳細なネタバレがあるわけではないが、かと言って全くネタバレなしというわけでもないので、注意されたし。

書き始めて早速で恐縮ながらも、今回の顛末、というかオチ。つまりこれは、エイトのエイトによるエイターへ感謝を込めたラブレターDVDだった、と私の中では位置付けた。

ハッキリ言ってしまうと、大倉さんがいないということは、想像以上の大きな穴だった。一人の存在がここまで影響するのか、ということをまざまざと見せつけられた。
関ジャニ∞は七人揃ってこそなんだ、と改めて知ることが出来た。そういう意味では、この日のライブを見ることが出来て、エイターとしてこの出来事を共有することが出来て良かったと思う。私は想像力が足りないので、自分の目で見てようやくその事実が腑に落ちた、というか、自分の中に落とし込むことが出来た。
そして、大倉氏不在という大きな穴は、エイトだけじゃ埋められなかった、とも思う。じゃあ、誰が埋めたのか……というと、その会場に居てくれた、45,000人のエイターだったんじゃないか、と。それだけ皆の力を借りて、何とか、ライブが出来たんじゃないかな。

私は、常日頃、ライブDVDにエイターが映っていることをそれほど敏感に気にするタイプではない。しかし、今回のライブはとにかくエイターが映っている頻度が高い、と感じた。さすがの私もちょっとだけ不満に思ってしまったーーエイターよりもっとエイトの姿を沢山映して欲しい、と。
しかし、その考えが変わったのは、my store〜可能性を秘めた男達〜を見た時だ。これは、丸山さん、安田さん、大倉さんのユニットで歌う曲なのだが、大倉さんの代わりをすばさんが務めた。見て頂ければ分かるが、もう、三人ともガムシャラだった。立ち位置の分からないすばさんを「あっち、あっち!」と指示し、たまに丸山さんまで立ち位置間違えながらも、なんとかパフォーマンスをやり遂げようとする三人。しかし、大倉氏不在を埋めようとする必死さが痛々しく感じてしまい、私は涙が出そうになってしまった。でも、そんな気持ちを救ったのはーー会場にいたエイターさん達の盛り上がりだった。完成されたパフォーマンスとはほど遠い、と言わざるを得ない状況で、その歓声と揺れるペンライトは、間違いなく大倉さんの穴を埋めていたーーというか、大倉さんが不在で不安を感じていたであろうメンバーを支えていたんじゃないかと思った。
そこで、私はようやく、エイトがエイターを映像に入れたがる理由を何となく感じることが出来た。今回のオーラスは勿論のこと、関ジャニ∞のライブは、エイトだけじゃなく、エイターがいてこそ作り上げることが出来るんだよ、という「あなた達が居てくれるおかげです、ありがとう」ということを伝えたい、みたいな。おこがましいことこの上ないけれど、そういう意図があったのかな、と個人的には感じられた。まあ、特典ディスク見たら考えが変わるかもしれないけれど。

だから、今回のDVDを批難するつもりはない。
大倉さんがいない中、全力で残されたメンバーは出来る限りのパフォーマンスを見せてくれた。本当に素晴らしいグループだし、私はやっぱり関ジャニ∞が大好きだと改めて感じた。

しかし…しかし!
欲を言っちゃうと、やっぱり七人揃った映像が見たかった。
もう、すみません。これだけは言っちゃう。
DVD出る前の記事では、大分感情抑えましたからね。助さん格さん、もう良いでしょう。
せーの。

本当にオーラスしか映像無かったのかよ…!
(床どーんどんどんどんどこどーん!)

エイトが大倉さん不在のオーラスを映像化するって決めたんだから仕方ないですけれども!
でも、他ドームの映像があるなら、それこそ、完全版みたいな形でもう一枚出してくれないかなぁ!テ◯ルズ商法*1でも文句言わないから!
「ファンの皆さんのね!強い要望にお応えして!」とか何とかラジオで言ってくれて構わないから!ここに強い要望ありますから!
関ジャニ∞全員が揃った元気LIVEの映像が見たいんですよ!
「丸子には倉子が必要よ」とはキャンジャニでも言っていたけれど、まさにその通りで。大倉さんの毒吐きはエイトのスパイスだし、明るい笑い声には力強さと安心感を貰えるし、低音の歌声はエイトの歌に厚みを与えてくれる。
だからこそ感じてしまう。
やっぱり足りない。どうしたって足りない。
誰の穴もそんな簡単に埋められやしない。
これは、例え誰が欠けたとしても感じることだけど、彼らほど、互いが互いを必要としているジャニーズグループは他に無いんじゃないかと思う。むしろ、メンバーが揃っていないとこれほど心配になってしまうグループは他に無いんじゃなかろうか。自分が一番好きなグループだから、そう思うのは当たり前だけど。

ただ、どのライブの映像を見ても、泣きたくなるくらいに込み上げてくる関ジャニ∞が好きだ、っていう気持ちは変わらない。彼らが必死に作り上げようとするその姿には、毎回心を打たれるのだ。今回のDVDだって、そう。どんなものであれ、彼らが必死になって残したものだから。

だからあとはもう、本当にエイトさん達には、健康だけには気をつけて!と言うしかない。今回は残念だったけれど、次に会う時は、全員揃って、さらに進化したライブを期待します。

*1:通常のソフトを出した後、数年後に追加要素を盛り込んで完全版として同じソフトを出す商法。

チケットが全滅したので。

初解禁された「罪と夏」を聞きながら、リサイタルに行けない現実を噛み締めている。
妄想の中では、すでに色とりどりのアロハシャツにグラサンをかけたエイトさん達が半パンから膝を出してチャラチャラと踊り狂う姿が見えているのだが、現実にどんな感じになるなのかは見られないことになってしまった。

つまり、初めて、チケット全滅したという事実に遭遇し、打ちひしがれています。こんばんは。

最近、ブログをサボっていたからか。はたまた、マクベスに連れて行って貰える幸運の上にあぐらをかいていたからか。お花見でルンバなんて当ててしまったからか。その他、上半期に幸運貯金を使い過ぎてしまったのか。
届いたメールを舐めるように見返しても、自分の普段の行いを省みても、ハズレはハズレ。どうしようもなく、ハズレなのである。

ショックというものは二日酔い同様翌日に持ち越し、悲しみはジワジワ滲んできて、仕事に対するモチベーションは低下の一途を辿るばかりである。本来なら、マクベス丸山の掲載された雑誌についての記事を書こうとしていたのに、このザマだ。余談だが、マクベス丸山のワイルドな色気のヤバさについては各所で言及されているが、印刷物の段階で相当なものなので、これを生で見たら正気を保てるのか自信がない。

今回ばかりはあまりにもチケットお譲りの宛が無いので(普段から無いけど)、あとは復活当選まで丸乞いの舞を踊りながらひたすら奇跡を祈るしかない。確率は低いと思われるが。もう、夏が始まる前に「夏の終わりぃ〜」と歌いたくなるが、とりあえず、迷っていたシングル三種は全部買うことにした。金を積み、徳を積み直し、リサイタルチケットがコンサート事務局から降ってくるのを待つ作戦である。あとは、営業にイライラを見せず、穏やかに仕事をし、積極的に人に優しくすることでもしかしたら奇跡が…なんて考えている時点で腹が黒い。ブラック団に入団するしかない。

しかし、罪と夏、ホント上がる曲だなぁ。
これを生で見聞き出来ないのは、痛恨の極みと言うべきか…あーん、リサイタルに行きたい行きたい行きたい!罪な夏男に会わせておくれよぅ!

参戦出来なかったら、エア関ジャニ∞リサイタルを脳内で開催し、ブログでその詳細レポを書き上げちゃうんだからな!あることないこと、妄想しちゃうんだからな!いいのかい!?

一人遊びに疲れたのでふて寝します。

戻ってきた。

久々に、関ジャニ∞のライブDVDを見た。
去年のリサイタルのやつだ。

エイターの歓声が響き、エイトが登場する場面というのは、どのDVDを何度見ても鳥肌が立つ。
キラキラと輝く赤い衣装に、少し緊張していたり、柔らかく微笑んでいたりしながら行進して出てくる姿。マイクを通さない丸山さんの宣誓が響きLIVEが始まると、会場にいた時と同じ熱気が身体から溢れ出す。画面の向こう側だと分かってはいるものの「丸ちゃん!」「エイト!」と叫び出さずにはいられない。
ライブは特別だ。関ジャニ∞に魔法が掛けられる。他のどんなテレビ番組だって、ライブには敵わない。

ライブDVDを見て、熱が戻ってきたなぁ、という感覚があった。というのも、冬からおそ松さんと並行していたため、熱量の分散を自覚していた。最近では、サタプラに寝坊して「エセ丸山担め!ファンの風上にもおけない!」と母親に糾弾されたばかりだった。もしかしたらそうなっちゃったのかな、と正直思っていた。
しかし、改めてDVDを見ると、私は丸山隆平という人が、関ジャニ∞というグループが果てしなく好きなんだな、という気持ちが再確認出来た。何度見ても、新たな発見があり、何度も恋に落ちるような感覚を味わえる。それこそが、関ジャニ∞の、ひいてはジャニーズの、アイドルの魅力なのだろう。
そして、7人揃ったLIVEというところについ視点を向けてしまうのも、来月のDVD発売が頭にあるからだろう。

果たして、元気LIVEのDVDはどんな感じになるのか。

またしても多くのエイターの心を掻き乱すようなジャケットと噂のアレ。普段呑気な私も、さすがに、その数字を強調する意味はあるのか?と不安に思わずにはいられなかった。ジャニヲタは、数字に、色に、様々なものに敏感であり、深読みの達人であり、心配性ライジングである。と言いつつも、中身が全てだ!と思い込んではいるので、おとなしく発売を待つばかりであるが。

元気LIVE自体が相当良かったので、7人じゃない映像が収録されるのは本当に本当に悔やまれる。だからこそ、7人の良さを改めて感じさせてくれる作りになっていることを祈るばかりである。