死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

関ジャニ∞クロニクル 2015.06.20

「絶対に失敗しない男」が流れた瞬間、まばたきをするのを忘れてしまった。
その輝きを一瞬たりとも見逃したくなくて、すべての動作を止めてしまった。

格好良かった。物凄く。
kakkoiiなんて言葉で誤魔化せない。
彼の底力とポテンシャルをまざまざと見せつけられた。

あの時、彼は確かにアイドルだった。
エンターテイナーだった。
あまりにも当然の事実を、私は今更ながら再認識させられたのだ。

普段、番組を見るときはスマートフォンを片手にその時の内容をメモしながら見ているんだけど、今回ばかりはそんな余裕など無かった。
目の前で華麗に踊り、ジャグリング、皿回し、テーブルクロス引き等の数々の難しいミッションを颯爽と決めていく彼が、数分前に放送されていた動物足跡スタンプで、ダチョウから逃げ惑い、牛(有角)に及び腰で格闘していた人と同一人物だなんてにわかに信じ難かった。

丸山隆平さんは、物語から飛び出して来たんじゃないかと思うことが度々ある。
普段、頼りなくてちょっと情けないところもあるんだけど、決める時はカッコ良く決める。
壁にぶつかって悩んでいる姿を見せながらも、それを一つ一つ克服していく。
これって、漫画やゲームに出てくる主人公的なキャラクターに近いんじゃないかと個人的には思っている。
漫画や小説のキャラクターを作る時、どこに欠点があるかが重要で*1、欠点があるからこそ、そのキャラクターに人間味が加わり、魅力的になる。欠けているからこそ、見ている側に共感が生まれ、応援したくなる。いざ、ミッションが解決された時のカタルシスも大きくなる。

丸山さんは、そこを見せるのが上手い。
意識してなのか無意識なのかは分からないけれど、アイドルをやっていく上で、これってかなりのアドバンテージなんじゃないかと思う。

また、クロニクルの番組構成が本当に秀逸だった。足跡スタンプで余裕のない姿を曝け出してからの、絶対に失敗しない男での華麗で出来る男っぷりを見せる。
絶対に失敗しない男だけなら、「ヒャッハー!丸ちゃんkakkoiiナッシー☆ 絶対、社内編も見たいなしなー」という梨の如きハイテンションで終わっていただろう。
でも、前段階でちょっと情けない姿を見せてからのこのギャップは本当にズルイ。こんなの、惚れ直すしかない。カッコイイ!カッコ良すぎてそれを表現出来る言葉が見つからない!カッコイイところもダメなところも、全部全部好き!悔しいくらい、丸ちゃんが好き!って地団駄踏むしかない。

あと、足跡スタンプで丸山さんが二十分やってもどうしても取れなかった時、横山さんがすっと出て行って、二十秒くらいで終わらすんだけれど、ここも個人的には凄く良くて!ここに横山さんのお兄ちゃん気質が溢れてて、やっぱりエイトの長男だ、横山さん格好良いって唸るしか無かった。

英会話伝言ゲームも、相当面白い。
これも、別メンバー加えてやって欲しいし、スペシャル番組が出来るようになったら、イ◯テQで出川哲朗さんがやっていた「初めてのおつかいin NY」みたいなのをグループに分けて、どちらが早くミッションをクリア出来るかの対決をやっても面白いかもしれない…パクリ?いやいや、オマージュ!(笑)

クロニクルは、放送初回から数回はとっ散らかった印象でどうなるかなぁと内心思っていたけど、ぐんぐんエイトさんの魅力と面白さを引き出してくれている。これが全国放送じゃないのは本当にもったいない。

言うまでもなく、「絶対に失敗しない男・社内編」の放送を強く強く強く希望する次第です。
クロニクルさん、何卒!!

*1:小説の書き方とかの本によく載っている。