死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

高橋優 5th anniversary live tour 笑う約束〜2015.12.06 約束の武道館〜

大倉氏とラジオをやっている秋田出身のシンガーソングライター・高橋優さんのライブに初めて行ってきたので、今回はその感想を残すべく文章をしたためる。

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グッズを買おうと思って13:30頃には会場に到着していたんだけど、ストレス無くすんなり買えた。それから、夏の長野*1の過酷さを思い出してはしみじみと思った。並ばないの万歳…!公式グッズはネットでも買えるから、本当にいいね…!

ライブの感想を一言で言えば、もう…最ッ高のライブだった。
この人の歌をCDで聞いているだけなんて、勿体無い…実に勿体無い!
優さんの歌声の真価はライブにこそあるんだ、と頭をガツンと殴られたような気分だった。
武道館中、いや、武道館を突き抜ける程*2に響き渡る真っ直ぐな歌声は、その歌詞も相まって、きっと誰かの闇を照らすための歌なんだと思う。
ライブのMC中、優さんは「秋田に出てから10年、自分の居場所を探していたけれど、これからは自分が誰かの居場所になれるように」と、いうようなことを言っていたけれど、優さんの歌はそういう類のものだと思う。例えば辛いことがあった時、「あの歌に支えられたなぁ」って、思い返すことの出来る、心の拠り所になる…そういう歌。
私が特にグッと来たのは、「旅人」と「おかえり」「誰もいない台所
他にもライブ中で演奏されたしっとりした曲や弾き語りの曲は、優さんの伸びやかな声が特に際立つから、その歌声は一筋の光みたいに思えた。
でも、その歌が何故誰かの居場所になりえるのかと言えば、メッセージ性の強い歌詞だと思う。今まで歌詞カードをちゃんと見て聞いていなかったのだけれど、「こどものうた」の歌詞がモニター映し出され、それと共に曲を聞いた時、改めてこの人の歌詞は、鋭いナイフかハサミで現実を切り取った詞だと思ったし、その突き刺さるくらい率直な言葉とライブならではの鬼気迫る感じに、心臓を掴まれたみたいで、ドキドキした。

そして何より、ライブによって会場中が一体になる感じ…燃えるように熱くて、ライブ後にはその温もりが胸に残る。手を叩き、腕を振り上げて、思いっきり盛り上がれるこういうライブが、私は好きだ。特に「泣ぐ子はいねが」は、優さんのアレンジが最高だった。コールアンドレスポンスで、武道館→九段下→スカイツリーとコールアンドレスポンスしたんだけど、優さんの思いつきで並べられた言葉を歌い合うのは凄く楽しかった。「秋田美人はおいで」の歌詞も「東京美人はおいで」になっていて、地域アレンジも出来て盛り上がれるこの曲のポテンシャルに感動してしまった。

今回は、心の底から楽しいと思えたライブだった。また行きたいなぁ、優さんのライブ。

さて最後にMCネタを少し。MCでは、ラジオを一緒にやっている関西の方の話題…もとい、大倉くんと高橋くんの座椅子ネタがふんだんに盛り込まれていた。優さん、とうとう座椅子デビューしたそうです。しかし、それはラジオを一緒にやっている関西の方のようなデーンとした座椅子じゃなくて、おばあちゃんの家にあるパタンッて折り畳める系の座椅子だそうで。「(関西の方とは)人間としての格が違うから」と、相変わらずの高橋節でそんなことを語るから、かなり笑ってしまった。あとは、未確認飛行物体を見た話もしていたし、事務所の某先輩のモノマネもやっていた。歌もMCも本当に最高だった。

座椅子デビューによって、優さんが座椅子の暗黒面に引きずり込まれないことを祈りつつ、感想を結ぼうと思う。フォースと共にあらんことを。

*1:関ジャニ∞リサイタル真夏のグッズ列待機2時間。

*2:ライブが始まるまで待っている間、リハの音が外まではっきり聞こえてきて、かなりテンションが上がった。