死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

夜を呑む人達。



ーーまるで、夜を呑んだみたいだ、と思った。


1/17。関ジャニ∞のライブツアー最終日。
大倉さんが腸閉塞でその日のライブを休演するという事実を知ったのは、例によって例の如くTwitterだった。
昼寝から起きたままの寝ぼけた頭が急速に冴えていくのを感じた。そんなことってあるのだろうか。こんなことってあるのだろうか。ただただTwitter画面をリロードして、私は新しい情報を待った。私服姿の六人が舞台へ。六人でライブをやることをファンに了承を貰い、開幕。大倉氏のいない穴を埋めるため、六人が必死に駆け抜けたこと。盛大なコントだ、と笑いに変えてくれたこと。
全ては私の見聞きしたものじゃない。実際に肌を通したものじゃない。だから、その場にいた人達が、この公演を見てどんな風に感じたのかは分からない。きっと、寂しかったり不安だったり、言葉になんて出来ない色々な感情が巻き上がったことだろうと思う。

ただ、私は、画面を通して流れてくる文字を追いかけながら、関ジャニ∞を好きになって良かった、と思った。心から、そう思った。私が抱える矮小な夜など、丸呑みにしてしまうほどの強さで、彼らはそこに立っている。そのことを改めて思い知らされた。

昨日のSMAPの謝罪会見を眺めながら、アイドルという存在は本当に大変な世界に身を置いているのだと改めて感じた。本当はもっと話したい言葉があるのかもしれない。語りたい気持ちがあるのかもしれない。それでも、そういう言葉を飲み込んで人々の前に立つ。彼ら自身が一番心配で、一番不安なはずなのに。全ての夜を呑み込んで、ファンの前に立つ。それがどれほど大変なことか、想像に難くない。自分だったらきっと出来ない。
グループ全員が揃って、笑顔でいて欲しいーーそれだけを望んでいるのに、それだけのことが、こんなにも難しいなんて。当たり前のことなんて何一つ無いんだ、と。いつだって何回だって思い知らされる。

関ジャニ∞に話を戻そう。
無限に広がり、落ちてくる夜を呑み込んで、吐き出したら極彩色の世界に変えてしまう彼らのことを、私はいつだって尊敬せずにはいられない。私は何より、彼らが仲良くワチャワチャしているのを見るのが好きだ。私が見たいと望むその世界を、何が起ころうと繋いで紡いでいこうとする彼らに、ファンのことをいつだって考えてくれるエイトに、感謝せずにはいられない。本当に大事にしているんだと思う。本当に大事にされているんだと思う。

だから、私も大事にしていこうと思う。
多分、これからだって、何度となく夜は落ちてくるだろうけど、きっと夜明けのこない夜はないのだと信じたいから。

そして早く、大倉氏が元気になって戻って来ることを願います。関ジャニ∞というグループに、大倉くんと高橋くんというラジオに、ピリリと効かせる胡椒のような存在の大倉氏がいないと、忠義ペッパーが無いと、やっぱり、寂しいじゃないか。

それにしても…。

前回、明るく楽しいオタクに戻るって、言ったじゃないか〜!!!

またしても、ポエミーで失礼しました。
つ、次こそは…。