死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

真夏の工作活動〜現場初参戦エイターが、応援うちわを作ってみた結果

ジャニーズコンサート…それは華麗なる世界。
星の瞬きのごとくペンライトが光り輝き、たくさんのカラフルなうちわが波のように揺れる。
うちわには、応援したいアイドルの名前が書かれ、その裏にはラブレターのようなメッセージや七夕の短冊のように「ピースして」「パーンして」と叶えて欲しい願いが書かれている。

思えば一年前、会社の先輩がKポップアイドルのライブに行く際、「もしかして、うちわとか作っちゃうんですか〜!」とニヤニヤしながら茶化したのはまだ記憶に新しい。

なのに。

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『まさか私が応援うちわを作るなんて、夢にも思いませんでした』(日本国在住・Aるみかんさん)

このレポートは、「応援うちわなんて作るのー?ぷぷぷー」なんて、今は笑っているかもしれないあなたが、いつかOTAKUとなりうちわを作ることになった時に参考になるかもしれない、ならないかもしれない、うちわ作成奮闘記である。あと、次回自分が作る時用のメモでもある。

ちなみに、作成者のスペックを晒すと、学生時代の技術の成績は3。美術も3。潜在的TOKIO力ゼロ。加えて大雑把で不器用という仕様です。
サブタイトルは、『大雑把でも出来ます』

今回、作成するにあたり、以下、二つのサイト様を参考にさせて頂きました。



それでは、こちらを参考に早速作ってみます。

①材料集め
はじめに載せた画像を見て頂ければお分かりかと思いますが、道具は全部、百均で揃います。

【ダ◯ソー】
・蛍光オレンジのカラーペーパー
・蛍光ピンクのカラーボード
・文字シール
【s◯ria】
・黒いうちわ
・蛍光イエローのカラーペーパー
・折り紙

何故、二つの百均をはしごしたかというと、ダ◯ソーに、黒いうちわが置いていなかったためである。ホログラムで覆われたものはあったのだが、ジャニーズのコンサートではホログラム禁止らしい。

②文字の型紙を作る
私の場合は、パソコンのWordを使用して、文字の型紙を作成した。
まず、Wordの印刷設定→横印刷にする。
その後、名前を打ち込み、フォントを自分の好きな字体に直し(ここではHGS創英角ポップ体)、フォントサイズを380にする。
そうすると、以下の画像のようになる。

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これを印刷すればあっという間に型紙が完成する。

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インクが足りなくて掠れてしまったが、気にしない気にしない。
この型紙を適当な大きさに切り、文字の印刷されている方に糊付けをして、カラーペーパーの色が付いていない方に張り付ける。
ここを間違えると、文字が逆さまになったり、色が付いていない方が表になってしまうので注意。私は2回以上間違えました。
そして、輪郭にそって切り取ると…。

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こうなる。
この文字が綺麗に作成出来ただけで、八割方勝ったと思って良い。

下に「ちゃん」や「くん」を付けたい場合は、名前よりも少し小さめに印字して、同じ作業を繰り返す。私の場合は、サイズ210で作成してみた。

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基本はこの作業で大体カバー出来る。
例えば、エイトマーク(∞)を作る際も、Wordで型紙を作成し、輪郭の通り切り抜けば簡単。中のまるの部分も、一部に切り込みを入れて周囲を切り抜けば簡単。どうせ貼り付けちゃえば、切り込み跡は見えない見えない。

ただし、今回、カラーボードで大きなハートを作成したのだが、こちらはExcelでの作業の方が楽だった。
Excel→図形挿入からハート形を選び、一ページに収まるようにハートの大きさを調整する。
そうやって作った型紙をカラーボードに乗せて、カッターで切り抜けば良い。
ただし、カラーボードはかなりハードルが高かった。
発泡スチロールで出来ているものだから、カッターで普通に切り取ろうとすると周りがギザギザになってしまうのである。
専用の道具を使用したり、ナイフを温めたりすると綺麗に切り取れるらしいが、でも、そんなの相当近くで見なきゃバレないバレない☆というOh!ザッパー精神で作成したのがこちら!

【表】
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【裏】
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顔文字のところ、明らかに形が歪なんだけど、大事なのはハートだと思っている。
そもそも、切り抜いたハートが雑だという声には耳を塞ぐ。丸山さんへの想いは雑じゃない…雑じゃないから!(必死の言い訳)

メッセージシールは買ってみたけど、Word型紙が思いの外簡単だったので、次回からは必要ないかもしれない。ただ、Word型紙もしっかりくっつけないと剥がれやすそうだと思った。

あと、カラーボードくっ付けたら思いの外重かった…!そして、ボンドで貼り付けていたんだけれど、本番前に外れそうになる危機を迎えたので、今度からはカラーペーパーだけで良いかな、と思った。あと、糊は一応持参しておいた方が安全かもしれない。

最後に、メッセージ。
作成を観察していた親からは「ピースして!とかじゃなくていいの?」と言われたが、今回は何よりも丸山さんにお礼が伝えたかった、ということでこれにした。万分の一でも見てもらえる可能性があるなら、あの日、人生ヤケクソになっていた私を救ってくれた丸山さんに何よりお礼が伝えたかった。実際には、目に入らなかったと思うけど、大切なのはハートだ。多分、沢山のうちわと共に想いは届いたはずだ…と、信じたい。

でも、今回初めて現場に入ってみて、ファンサ欲しい欲が生まれてしまったので、次回は「パーンして!」とか作っちゃうかもしれない。
あと、興奮し過ぎてうちわをひっくり返すタイミングが分からなかったから、今度からは名前とメッセージ一緒に入れちゃえばいいかも、とも思った。

うちわを作るのも、夏の自由研究みたいで本当に楽しかった。ジャニオタになったら一度はしてみたいことだったので、やって良かった。

さあ、あなたもレッツエンジョイ応援うちわライフ☆