死ぬまでに、やめるから。

それまでは、OTAKUでいさせてくれないか。主に丸山隆平さんと関ジャニ∞について。

画面の向こうより、愛をこめて~懺悔の泥棒役者感想~

丸ちゃんというのは、どうやら、私がひたすら仕事に辟易とした時に光をもたらす存在らしい。

職場の大きな組織改編のせいで、引き継ぎやら新たな仕事への不安やらに苛まれ、ネットに「自由に生きる」「頑張らない生き方」なんてことを検索することが増えた中で、癒されようと久々に読んだエイターさんのブログ。そこに、丸の大切な日にとうとう丸ちゃんのご尊顔が掲載されたという記事を見つけたのだ。

さる数日前、ジャニーズのネット写真解禁第一号として錦戸さんの笑顔を拝見したばかりではあるが、そうか…丸の大切な日でも!と久々に心踊らせながら、Johnnys Webを開いた。

 

丸ちゃんが顔出ししてる…!!!

 

ファミリークラブ会員限定の顔出しとはいえ、丸の大切な日に丸ちゃんの御姿(全部)が載っているのは、相当大きい!今までは、大切な日に乗せられた脚の写真だけで興奮出来るくらい訓練された丸山担だったわけですが、これからはその日の空気感を、笑顔を見られるということで…これでますます、Webもファミクラもやめられなくなった。丸ちゃんへの想いで、荒んだ心が温かくなりました。存在するだけで人に光を与える…本当にアイドルって凄いなぁとしみじみ思います。

 

というわけで、泥棒役者の舞台は全滅でした。これは、映画の感想を途中まで書いて「いや、もっといい感想を書きたい!」などと言いつつ、放置していたツケが回ってきたようだ。懺悔のため、ちょっとだけ加筆修正して載せておきます。ああ、舞台見たかったよぉ……。

↓↓↓映画 泥棒役者の感想↓↓↓


公開して、ようやく劇場で見られました。

テレビを付ける度、丸ちゃんが必死に番宣していたというのに!丸の大切な日でも「公開初日と二日目の動員数が大事」と言われていたのに!この体たらく!皆は公開イベントや舞台挨拶を見に行くために努力を重ねていたというのに、私と来たら「どうせ、倍率高いし当たらないだろなぁ」と諦めていたこの丸山担としてあるまじき行動!やっぱり、熱意が足りなかったなぁ…と反省したので、たまとミキマグカップとパンフレットをお布施として買いました。丸山第うん万夫人として出来ることは、貢ぐくらいしか…さめざめ。たまとミキマグカップのシリコン蓋の色が、オレンジなのは本当に分かっているなぁ、という感じです。

そろそろ、本編の感想へ。
泥棒役者の凄いところは、丸山隆平主演だけど、その内にそのことを忘れてしまうことだと思う。
普段、劇場で邦画を見ることって本当に少ないので*1、いくら丸ちゃんが主役でも途中で寝てしまうんじゃないか、とか無駄に心配していたのだけれど…本当に、心配不要でした。ストーリー展開のテンポも良く、ちょいちょいコミカルで笑いの要素が入っていたので、飽きることなく最後まで見られました。最初は「丸ちゃん、出たー!!」と興奮したんだけど、気づくと、物語の登場人物として、物語にすーっと溶けこんでいたのが、見終わって自分でも驚いたというか…ジャニーズ主演を忘れる映画というか。脇役のキャラクターが濃いのもその理由の一つなのかな。
この映画のストーリーをざっとお伝えすると、今は泥棒から足を洗った主人公の大貫はじめくんが、昔の悪い先輩に脅されて泥棒に入った家で、家の主人やら編集者やらに勘違いされて、それを誤魔化していく内に、その場に居た皆が胸の内に抱えていたものと向き合い、癒されていくほっこりストーリーです。
私は、この映画は凄く小説的だと感じていて、特に一番の仕掛けである、物語に出てくる童話「タマとミキ」に込められた意味にはグッと来た。泥棒に入った家の主人=前園俊太郎がこの童話の作者で、とある理由から「タマとミキ」の続きを書けなくなっていたんだけれど、それを最後の最後で書けるようになるのが、この童話のタイトルに隠された意味を知ることだという…この話の流れは感動したし、これを踏まえて、エンドロールの演出は西田監督のファンもエイトのファンも幸せにしてくれた。
映画を見て改めて思ったのは、大貫はじめくんは、丸ちゃんにピッタリの役だったと思う。ピッタリの役というか、丸ちゃんそのもののような。
泥棒が色々な人の役柄を盗んで行くことで、最終的には自分達の大切なことを見つけるという、そういう意味で「泥棒役者」というタイトルはしっくりするタイトルだなぁと思いました。

*1:基本的に、劇場ではアニメ映画か漫画原作かファンタジー超大作しか見ない人間です。