関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ 2016.08.13
このリサイタル参戦が終わり、夏の楽しみにしていたイベントが全て終わってしまった。蝉のように短くて儚い私の夏休みも、あっという間に終了した。遊びすぎて疲労困憊である。
しかし、幸運にも入ることが出来たリサイタルについて、記憶が砂塵と消える前にどうしてもブログを書かねばならない。
前振りはこの辺で切り上げ、笑いあり、笑いあり、盛大な(ネタバレ)ポロリもあるよ★なリサイタルレポートを始めます。
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リサイタルはあまりにもあっという間で、でもそのあっという間の時間で「元気を貰えた!」と思えるパワーを受け取ることが出来たので、やっぱり彼らは偉大だな、と思う。というのも、リサイタル参戦する直前に、生まれて初めて血尿を出し、高熱にうなされ、参戦が危ぶまれていたからだ。それでも、「死んでも参戦する。化けてでも参戦する」という気力と抗生物質で、何とか体調を回復させることが出来た。ひとえに丸山さんに会いたかったからである。
埼玉スーパーアリーナという地に初めて赴いたわけだけれど、我が本拠地たる幕張メッセと比較すると抜群のアクセスの良さだった。アリーナというかドームに近くないかコレ*1?!と思いながら、席に着いた。スタンド200レベルの席からは全体を見渡すのに丁度良く、ここならトロッコが通った時にファンサも貰えるんじゃないかと期待した。もはや、一年前の純粋な愛はどこへやら。今年は下心に下心を塗り重ねたうちわと共に席へと着いた。うちわのメッセージは丸ちゃんと私の間の秘密である。ムフフ。
開演十分前くらいになり、BGMに「がむしゃら行進曲」が流れ出すと、会場にいたファンは自然とがむしゃら行進曲の振りを始めた。ひまわりのペンライトが自分と同じ動きをする中で、会場に笑い声が響く。今回の公演は良い雰囲気で過ごせそうだな、と私は思った。現場におけるファンの空気感って、凄く大事だと思う。
そんなこんなで、「エイトエイターOh!」が流れ、リサイタルが始まった。まさか今年も丸山さんの宣誓が聞けるとは思わなかった。多分、マイクを使わずだったと思うんだけど、しっかりと丸山さんの声が届いて、胸が熱くなる。距離が近い。
そのまま、エイトさん達が罪と夏を歌い、ホットなメドレーが繰り広げられる。中でも一秒KISSが流れると、私のテンションは爆上げになり、そのままトロッコで近付いて来た丸山さんの表情が思い出せないくらい興奮した。ただ、丸ちゃんの表情は、この日もファンサ一つ一つに真剣であり、限りなく太陽に近いイケメンだった。罪でしかない。表情覚えているじゃないか!というツッコミは甘んじて受け入れる。でも、安田さんの笑顔の方がくっきり覚えているんだよな…う、浮気ちゃうで!
さて、ここまで頑張って文章を書いてきたものの、ザル記憶では限界があるので、箇条書き始めちゃう。
・ヤスダーランドは夏のジャニーズ曲を織り込んだ壮大なコントだった。支配人となった安田さんがヤスダーワールド全開で進めていくところに笑いを禁じ得ない。
・しかし、私の敗因は他ジャニーズグループの曲をほぼほぼ知らなかったことである。ジェットコースター・ロマンスくらいしか分からないジャニ力の低さが露呈。
・ヤスダーランドで横山さんとはぐれた一行。探しながらクイズの館なる場所に迷い込む。そこで出されたクイズが以下。
「この中で一番暑いのは?」
「Spring Summer Autumnand Winterand …You(横山さん飛び出る)」
「この中で一番白いのは」
「Spring Summer Autumnand Winterand …You(横山さん再び)」
後から調べると少年隊の「湾岸スキーヤー」なる曲だと分かったが、公演時はネタが分からずだが、「YOU」でとにかく笑う。
・その後、「Dye D?」で、珍しく踊り出したかと思えば「Let you Go」を「熱中症」に変えた天丼が始まり、熱中症で村上さんが死んでしまう。「信五ー!」と呼ぶメンバー。その内すばさんが「シングー!」などとふざけて呼び、村上さんは吹きだすものの、あくまで死んでいる。
・そこから、夜空ノムコウ…村上さんの幼少期からの写真が流れ、しんみりとした空気に。
・数年後(5年だったか?)、メンバーが再集結。丸山さんは村上さんの八重歯を肩に埋め込んだとのこと。愛が重い。
・なんやかんやで、信五…ならぬKING復活。
・ここまで流れを書いても、どういうことだかよく分からない。盛大な茶番過ぎて笑うしかなかった。
・イケメンカメラ目線リサイタル開幕。
・初っ端から、村上さんのイケメンっぷりが炸裂。
・村上さんを撮影した大倉氏の腕が神がかっていたと思う。最近、デジ一で写真を撮るようになって、いい感じの写真って構図が大事なんだよなぁ、としみじみ思った。
・すばさんは安定の可愛さ。
・錦戸さんはぶれないイケメン。
・対する横・倉・安組…どうして、集合写真のポーズを鴨にしたんだ!
・ネギが鴨しょって…等ナチュラルに言い間違えるヤスダーランドは未だ開演中。
・バッキバキ体操第一は、情熱大陸風な村上さんの映像から始まる。
・バンドパートでは、「Your WURLITZER」「Do you agree?」「愛でした」と個人的に好きで熱くなる曲ばかりで涙が込み上げた。
・丸山さんがマクベスの時より髪を切り、ベストな感じの長さで、前髪で表情が見えない形でベースを奏でる姿は最高であり、国宝にするしかないと強く思った。
もうダメだ。他にも色々あったはずなのに、ガンガン記憶が抜けていく。無駄に長い上に中身の無い駄目レポートっぷりで申し訳ない。
冒頭にも書いた通りのあっという間さで、もっと見たーい、もっと歌も聞きたーい、とよりエイトを求めて今日に至る。やっぱり、現場が一番楽しい。彼らが笑って歌ってくれる姿を見るだけで元気が出るので、これからも、少しでも長く彼らを応援出来たらいいなぁ、と思いました。
*1:さすがにドームほど大きくないけれど
関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ~幕張・物販~
※グッズネタバレあるので注意!公演には入っていません。入りたい。もはや、幕張メッセに五体投地するしかない。
◆前回までのあらすじ◆
リサイタルチケットに尽く外れたあるみかんは、一人関ジャニ∞エア・リサイタル~真夏のヤツらは罪過ぎる~を開催する気満々だったのだが、棚ぼた的にリサイタルチケットを手に入れてしまった。本来なら、参戦予定ではない幕張公演は、いいなーと呟きながらゴロ寝する予定だったが、ご当地ストラップを手に入れるべく、急遽、幕張の地へと旅立つことになったのである。
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去年のリサイタルのご当地物はツアーバックであり、私が唯一参戦した長野公演は林檎をあしらった丸山担喜びのオレンジバッグだった。
だから、ご当地ストラップまで丸山さんのものを手に入れるのはさすがに難しいかな、と思っていたのだ。
沖縄とか新潟とかだと、グッズを買うためだけには行けないし。やむなし。家でダラダラすべし、と思っていたところ。
「幕張のご当地ストラップ、落花生の丸ちゃんやで」
なるLINEが入る。しかも別々の友人から2通。
かくして、オレンジの民はリサイタルに入れるわけでもないのに、オレンジの肩掛けバックに昨年のリサイタルバッグ(グッズ入れる用)、更にはマフラータオル、暑さ対策の水筒にうちわに日焼け止めまで準備し、幕張へと旅立った。
何故ここまで念入りに準備をするかというと、こちらをご覧頂きたい。
リサイタル長野〜グッズ買うまで〜 - 死ぬまでに、やめるから。
昨年のリサイタルで炎天下2時間待ちした過酷な記憶は未だに消えない。幕張という地ではあるが、油断は禁物である。私は暑さが何よりも苦手であり、夏は出来る限り室内に居たい派なのである。しかし、丸ちゃんストラップのためならやむなし。
また、幕張メッセという地は鬼門でもある。
海浜幕張という駅は、京葉線という路線を使うことになるのだが、これが千葉鉄道四天王の中でも最弱なのである。本当は、昼公演の最中に行こうと思っていたのだが、「昼頃から雷雨になるよ」と親から聞いてかなり慌てた。風が吹いては止まり、雨が降っては止まる路線。一本逃せば次の電車まで二十分待ちーー危機。
慌てて準備をして家を出たが、空は曇りがちになっていく。もう少し早く出れば良かったか。
そうこうしている内に、バラバラと雨が降ってきた。南船橋での乗り換えは、エイターと夏休みの波にのまれ、思うように進まない。頼むから、海浜幕張までは乗せてくれーー祈るような思いと共に、無事、海浜幕張駅に辿り着く。
駅ではチケットお譲りのお願いをするお姉さん達が手に画用紙を持っていて、こういう時、もしお譲り可能チケットがあったら誰に譲るだろうかと考えながら歩く。やはり、画用紙に綺麗にレタリングされていたり、イラストが描かれていたら、目が惹かれる感じがする。ともあれ、チケットは持っていないため、そのまま立ち去った。
いよいよ雨も降ってきて、グッズ売り場はこちらという表示が出てきた。さあ、いつでも待つ準備は出来てるぜ!さあ!
11:30、意気揚々とホールに足を踏み入れる。
そして。
……ガラーン。
と、待機列なし、沢山の売り子のお姉さんが手を上げる光景が広がっていた。
待機時間0分。神。余裕過ぎる。
何事もなく、空いている列でお目当てのグッズを買い、何事もなく、幕張メッセを後にした。
ついでにポケモンGOでゼニガメとミニリュウをゲットして、今に至る。
私が関ジャニ∞のコンサートのグッズで相当待ったのは、今のところ、あの長野の日だけである。
それでも私は、グッズ列に恐怖を禁じ得ない。並ぶなら、準備しておくに越したことは無いのだ。
そんなわけで、リサイタル参戦組の皆様、雨で床が滑りやすくなっていた場所もあったので、怪我には気を付けて、全力で楽しんで来てください!私は心の中でエイトコールしておきます。エイト!エイト!
丸山隆平主演「マクベス」を鑑賞した件
今回ばかりは、まとまった記事を書ける自信が無い。
ありのままこ起こったことを申し上げると、マルベス様の色香にあてられて、舞台の記憶があいまいになっており…え?記憶が曖昧はいつものこと?まあ、言うてくれるな。
でも、せっかく丸山さんが演じたマクベスをこの目で見る機会を得たので、何とか文章を起こそうと試みる。
千秋楽直前だけれど、一応言っておきます。
ネタバレアリです。
( ゚∀゚)o彡° マルベス!マルベス!
では初めます。
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グローブ座というのは、私が想像していたより遥かに小さな劇場で、一階の一番後ろの席でさえ、肉眼で出演者の顔が見えるくらい小さかった。多分、私がエイターとして生きていく中で、今回が一番、丸山さんとの物理的距離が近いんじゃないかな、とすら思った。これから、どんなコンサートに行こうとも、これほど近くで彼を見られることは、相当運が良くなければ無いことだと思う。
不思議なのは、これほど距離が近くなっても、丸山さんの2.8次元感は変わらなかったことだ。これがアイドルというものか、と思わされてしまうくらいには、現実感が無かったのだ。
しかし、そんな丸山さんに対し「同じ人間なんだ」とハッとさせられたのは、皮肉にも、丸山さん演じるマクベスがマクベス夫人とキャッキャウフフするシーンである。原作には載っていないこのシーン、知らずに見たマルターの屍が積み上がっているのは想像に難くない。私にとってもかなり衝撃的で、何だか妙に生々しく感じられたのだ。
それは、丸山さんが恋人にはこういう感じでキスをして愛撫するんだ、ということを知ってしまったからだろう。キスの仕方、触り方、女性への甘え方。丸ちゃんも男なんだ、とごくごく当たり前のことを思い知らされたような気がした。
アイドルの熱愛発覚をファンが嫌うのは、こういうところなのかもしれない、とぼんやり頭の隅で考えた。現実に存在する相手に対して非常に勝手な話だが、やはり、ファンとしてはどうしても現実感を感じたくないのだ。
そんなことを感じながらも、鑑賞し終わった後で、一番胸に残ったのは「マクベス夫人になりてぇ!」だった。
や、やめて!石を投げないで!願うだけでも不相応だっていうのは分かっているから、とりあえずどういうことか聞いて欲しい。
マクベスと言うのは、戦は出来るし野心はあるんだけど、気が小さくて、いま一つ意気地の無い男が、鬼嫁に誑かされて王様を殺しちゃって、そこから妄想に取り憑かれ、不眠症になり、狂気錯乱して破滅に向かっていくストーリーだと思って頂ければ良い。
その中で、マクベスもといマルベスは、「王様なんて殺さなくてもさぁ…」と言って妻を後ろから抱きしめてはするりとかわされ、「だって、バンクォーの亡霊がいたんだよぉ」と泣きわめいては妻に抱きしめられて、膝枕されるのである。
原作を途中まで読み、その時にはあまり感じなかったがーーマクベスは相当、恐妻家のダメンズである。
これは、演出でそう見せているからかもしれないし、丸山さんが演じたからなのかもしれないが、その情けないダメンズさが人間味を感じさせ、非常に母性本能をくすぐるのだ。ああ、甘やかしたい。
これに対し夫人は、マクベスの両頬に手を添え「何を言っているの!男でしょう!しっかりなさい!」みたいな台詞と共にマクベスを叱咤するのである。そして、「後の事は全て私が引き受けます!」とすら言い放ち、王様殺しの片棒を担ぐのだ。カッコイイ。私も言ってみたい。
そうこうしている内に、マクベスは狂気錯乱していくんだけど、臣下に対して吐く台詞には、普段見られないSっ気のある丸山さんが見えて背筋がゾクゾクしてしまったし、夫人が亡くなった時の冷淡な振る舞い、そこから繋がる独白には思わず息を呑んだ。舞台のスポットライトに一人照らされたマルベスは、まさに研ぎ澄まされた刃の切っ先のような横顔で、美しかった。殺した者の影に怯え、孤独に追いやられていく闇の部分こそが、今回の丸山さんの舞台で見たかった部分なので非常に満足している*1。
でも最後に、夫人の亡霊と見つめ合いながら、マクダフとの戦いを決意する場面で、憑き物が落ちたかのようなマルベスを見た時には、ホッとしたし、胸と目頭に熱いものが込み上げてきた。マルベスは、最期まで夫人と共にあったのだな、なんて。
また、丸山さん主演の舞台らしさも随所に散りばめられ、クスリと笑うことも多かった。亡霊となった バンクォーは、マルベスを脅かすのをこれ以上なく楽しんで見えたし、バンクォーの亡霊とその子孫達が踊り出して、マルベスを胴上げしたのも笑えたし、ガチョウが~みたいな冷酷な台詞の後のガチョウのモノマネが上手すぎて、もはや丸ちゃんだったし。
全然関係ないけど、マクダフの喋る感じが誰かに似ていると思っていたのだが、家に帰ってから思い出したーーあばれる君だ!思い出してから、ちょっと面白くなってしまった。
そして、舞台終了後の挨拶においては、一瞬でいつもの明るい丸ちゃんに戻っていて、やっぱり丸ちゃんはいいなぁ、としみじみ思ったのである。
一つの過ちが、人をここまで追い込み、崩壊させていく。それを四百年も前にこのような形で表現したシェイクスピアの凄さも感じたし、その凄さに気づかせてくれた今回の舞台は、見に行くことが出来て本当に幸運だった。
シェイクスピアの悲劇という一見すると堅苦しい作品が、丸山さんや共演者の方、演出家の方達の手によって血が通い、こんなにも身近な作品になるというのは、純粋に凄いことだと思う。お芝居を見ること事態が初めてだったんだけど、役者の方々の熱量を肌で感じることが出来たのは、本当に良い経験になった。
最後に。
今回、私がマクベスに行けたのは、はてなブログで出会った女神、せとかさんの尽力による。せとかさんのチケット運と社交性によって私はマクベスを見に行けたので、細々とブログを書いていて良かったなぁ、と心から思った。女神との会合を事細かに書きたいところだが、「なんだい、楽しそうにキャッキャしやがって!」と、せとかさんファンから嫉妬されそうなので、詳細は秘密にしておく。エイトやプライベートについても、赤裸々に色々語ったのだ、ムフフ。べ、別に平日の夜、お目当ての飲み屋に行ったら満席だったり、新宿の鳥貴族がオープン三十分も経たず満席で、自分の段取りの悪さを嘆いてなんかしていないんだからなっ!
しかし、エイターさんとのオフ会は初めてだったので、非常に緊張した。ブログでもこんな感じだが、現実だともっとつまらない感じのダメ人間なので、何だか申し訳なくなるばかりである。
ともあれ、前夜祭から打ち上げまで、段取りの悪い私にお付き合いして下さった女神、せとかさん、そして素晴らしい手作りのプレゼントをくれた妹さん、丸山担垂涎のプレゼントにお手紙まで下さったヤス担さん、本当にありがとうございます!
頂いたプレゼントは、棚ぼた的に参戦が決まったリサイタルに、身に付けさせて頂きます。
もう、何から何まで良くして頂いて何も出来ていないのが心苦しいのですが、いつかお返し出来たら、と思っておりますので…!
取り急ぎ、ブログ上にて失礼します。
以上、撤収!
*1:たまに、闇落ちした丸山さんの声がフリ〇ザ様みたいに聞こえたのは…気のせいかな。うん。
罪と夏~策略に溺れて3種買いのススメ~
- アーティスト: 関ジャニ∞
- 出版社/メーカー: インフィニティ・レコーズ
- 発売日: 2016/07/06
- メディア: CD
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- 初回限定盤A
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- 通常盤
罪と夏 フラゲするまでの諸々。
関ジャニ∞の元気が出るLIVE DVD本編を視聴して。
*1:通常のソフトを出した後、数年後に追加要素を盛り込んで完全版として同じソフトを出す商法。